そのとおりじゃ。 それ以外は?
第二に、迷宮の概要をまとめる必要があるの。 迷宮の深さは99階まで作成可能じゃが10回層の迷宮を9つ用意しても良い。じゃが、1つの迷宮の1層当りのサイズは16×16、20×20、24×24 3種類のサイズから決定しなくてはならん。 もちろん、サイズ次第で難易度も変わるのじゃが、当然、迷宮デザインもセンスの問われる所だから慎重に考えるとよい。 もっとも、頭を悩ませるのが各階層の移動経路と、必要なイベントじゃな。。 この点については後日改めて解説するとしよう。 迷宮の目的にあう複雑な構造を思う存分考えたいところじゃな。これには、まず方眼紙とペンを用意して何度も検討するのがよい。 いきなり、マップエディターで迷宮を作っても無駄な作業が増えることになるぞ。 最初は無理をせず、3層辺りの簡単な迷宮作りから挑んでみることじゃな。
第三に、いよいよモンスターじゃ。 ツールには、約400体のモンスター画像が用意されておる。 モンスター画像を見てから構成を考えるのも面白いじゃろうし、モンスターデータを作成してから画像を当てはめるのも良いじゃろう。 考えたモンスターが画像データに無いかもしれんがあしからずじゃ。。 基本としては、迷宮の階層が進むごとにモンスターを設定しなくてはならん。 例えば、全10層じゃと、1層ごとに、新しいモンスターを10体出そうとするならば全100種+イベントモンスター+召喚モンスターを設定する必要があるわけじゃ。 モンスターデータは、999体作成可能じゃが、1体当り1時間の作成時間を必要とするならば、999時間もかかってしまうのう。 無理をせず、最初は、3層分。30+イベントモンスター+召喚モンスターの約50体ぐらいから練習すべきじゃな。クリアレベルを4ぐらいにして、基本モンスターのレベルも最大6辺りが適しているじゃろう。
先生! モンスターの画像は自分描いた画像とかは追加できないんですか? 僕もマントだけじゃなくてジーパンぐらい履きたいんですけどね…
第四に、アイテムじゃ! これも、モンスター同様に999個オリジナルのアイテムが作成可能じゃ。 斬新なアイテムを作り上げるのも良いし、装備するのも躊躇うような物を作り出すのも楽しいじゃろう。 魔法効果自動生成に任せ、リスト化するのも良いぞ。 詳細については他の機会にするが、迷宮とモンスターとアイテムは密接にかかわるバランスが必要となるため頭を悩ませるが、手を抜いてはならんぞ。 練習用の3層分で考えると、30点ぐらいのアイテムで構わんと思うが、そこにクリアレベルを13とするか、4レベルとするかで大きく差が出ることになろう。 また、職業全般で程よくアイテムを揃えるか、侍を特化するか、シナリオの特色も考慮して検討に検討を重ねるべきじゃな。 今日は、ここまでじゃ。 次からは、練習用の迷宮を作成していくとしよう。 クリアレベルは4レベル程度。 迷宮のサイズは、全3層。16×16のサイズ。 モンスター数は、50匹。 アイテム数は30種。